2019-02-22 明石8 ただいま... 源氏の君、無事に二条院に帰ってきました。お屋敷は荒れることなく、留守を守っていた者たちは大喜びです。 紫の上は離れていた間に美しい大人の女性になっておいでです。 その後源氏の君は元の位に戻り、宮中に出仕します。田舎暮らしでやつれたところもなく、年を経てさらに美しくなった様子に「どうしてこんな方が都を追放されていたのか」と人々は驚いているくらいです。 朱雀帝と夜までお話をし、東宮(皇太子)にもご挨拶なさいました。後日藤壺にもお会いになるようです。 次回から新しい章に入ります。