源氏物語を楽しもう‼️

源氏物語の魅力を目一杯伝えたいブログ

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

柏木1 運命の子、薫誕生

私はどうして、道をあやまってしまったのだろう... 病床の柏木は涙がこぼれます。 光源氏の妻、女三宮と関係してしまったことが源氏にバレてしまい、「許せない」という源氏の態度に怖じけづいたあまり、病気になってしまった柏木。生きることをあきらめてい…

若菜 下10 妻を盗んだ男に会う

紫の上の急病と女三宮が妊娠して体調がすぐれない日が続いたことで延期になっていた、朱雀院の50歳のお祝いですが、12月になってやっと行われることになりました。 本番を前にリハーサルを行いますが、源氏の君は柏木を呼ぶことにします。彼は音楽や舞に…

若菜 下9 恋の罪

妻の女三宮が柏木と密通していたことを知ってしまった源氏の君。女三宮が妊娠したというのも、わたしの子ではなく柏木の子ということか。 こんな事を知ってしまった上で、今まで通りお世話しなければいけないのか。 女三宮を高貴な恐れ多い方とお世話してき…

若菜 下8 真実が明るみに出る

次の日、源氏の君は扇を探していると、見慣れない薄い緑色の手紙を見つけます。なんだろう? 開いてみると柏木の筆跡です。何の手紙だ?え...ちょっと待て、これは...! そんな源氏の君の様子を見た女房。源氏の君が読んでいる手紙の色、まさか柏木さまの手…

若菜 下7 ないしょの手紙

さて、女三宮は妊娠したようです。源氏の君は「長年連れ添った女性たちにそんな事はなかったのに、今頃こんな事があるとは」と思っています。 ↑...えーと、そうすると、源氏の君と女三宮はちゃんと男女の仲になっていたってこと?女三宮のことを幼いと思って…

若菜 下6 紫の上が...!

罪の意識におびえ、気分がすぐれない日々を過ごす女三宮。源氏の君も心配になって様子を見に来ました。 そこへ、二条院から「紫の上が息をひきとった」という知らせが。 急ぎ二条院に向かった源氏の君。 「もののけ(悪い霊)のせいで気を失っているだけかも…

若菜 下5 越えてはならない一線を、越えてしまった

柏木は自身の身分が高くなり、女三宮の腹違いの姉の女二宮と結婚しましたが、柏木は「女三宮さまと比べたら、自分は落葉を拾ったようなもの」と思っています。このことから、女二宮は落葉の宮と呼ばれています。 どうも柏木は、女三宮が朱雀院に可愛がられて…