源氏物語を楽しもう‼️

源氏物語の魅力を目一杯伝えたいブログ

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

行幸5 なによ、私だって娘なのに

源氏の君も内大臣も「玉蔓は実は内大臣の娘」ということは公式に言っていません。 でも、世間に知れわたってしまいました。あの近江の君もどこからか聞きつけて、弘徽殿女御(こきでんのにょうご)や兄弟たちに不満をぶつけます。 「父上は姫さまをひとり迎…

行幸4 あいつ、娘をどうする気だ?

源氏の君が話があると...何だろう? あいつの息子と、オレの娘の雲井雁(くもいのかり)の縁談かな? まあ、あちらから話があったら折れてやってもいいかな... と思ってやってきた内大臣。しかし、切り出されたのは玉蔓の話。 えっ、あの子が...!? ずっと…

更新をちょっとお休みします

個人的なお知らせですみません。 風邪をひいてしまったので、しばらく更新をお休みします。 熱はないですが、どきどきポーッとしている時があります。 何より喉が痛い 早く医者に行きたいのですが、天気が悪くてなかなか行けない状況です。 元気になりました…

行幸3 はたして信じてもらえたかな?

ところで、玉蔓は女性の成人式である裳着(もぎ)をまだしていません。 年明け二月に行うことになりました。 裳着で一番大事な役目に腰結(こしゆい)というのがあります。 源氏の君としては、腰結を内大臣にしていただいて、玉蔓が実は内大臣の娘であること…

行幸2 宮仕え、する気になりました?

冷泉帝の行列が来ました。 並ぶ者無き立派な横顔。玉蔓、じっと見つめてしまいます。 源氏の君にお顔が似ていらっしゃるけど、帝はもう少し威厳があるわ。 宮仕え、帝の愛がどうのこうのではなく、ただの女官としてお仕えするにはいいかもしれない... 他の男…

行幸(みゆき)1 宮仕えかあ、でも...

養女の玉蔓(たまかずら)への恋心をどうしたものか... いろいろと考える源氏の君は、玉蔓を尚侍(ないしのかみ)として宮中へ宮仕えさせようと考えています。 玉蔓としては源氏から離れるいい機会なのですが、尚侍という立場は考えものです。 尚侍は女官と…