2018-12-06 葵8 やっと夫婦らしくなったのに 葵は出産疲れで伏せっています。そんな様子がかわいらしいと描かれています。 源氏の君は看病しながら、「どうしてこの人をもの足りないと思っていたんだろう」と思います。葵も宮中へ行く夫を伏したまま見つめて送ります。 ところが 源氏の君や左大臣が宮中に参ったその日に葵の容体が急変。葵は帰らぬ人になってしまいました。 もしかしたら、もののけのせいで気を失っているだけかもしれないと祈祷をしましたが、2、3日たつと死相が現れ、身体もいたみだしたので、諦めざるをえなくなりました。(続く)