花宴4 考察:朧月夜の君とは
花宴のお話は終わりましたが、今回はこの話に出てきた朧月夜の君について考えます。
源氏物語の漫画を読むと、朧月夜の君は「自分に正直」とか「決められた結婚ではなく恋に生きる女」とか、わりと肯定的に描かれています。
しかし、わたくし石山はどーーーーーーーーーーーーーしてもそうは思えません。
じゃあどう思っているかと言うと
自分の立場をわきまえていない尻の軽い女
こうとしか思えません。
何故なら、
もうすぐ皇太子と結婚が決まっている
右大臣家の姫が
夜
宮中を
ひとりでうろうろ
こんなもん、「私を好きにしてくれていーわよっ」って言っているも同然。男に襲われたらどうすんの、もう少し自分の状況考えろよと思います。(実際襲われましたが)
こんな風に書くと朧月夜のファンに怒られますかね...でもこれが私の正直な意見です。
右大臣家は源氏の君を敵視しています。そんな中出会ってしまった二人。困難な恋ほど燃える源氏の君と、よくも悪くも自分に正直過ぎの朧月夜の君。なんだか波乱の予感です。
次回から新しい章に入ります。