源氏の君は美しいだけでなく、学問や芸事にも秀でていました。第一皇子の母弘徽殿女御や、その父の右大臣はかなりやきもきしていたようです。
帝も源氏の君がかわいいものの、後ろ盾のいない息子の将来を案じて外国の人相占い師に会わせてみました。
するとこんな予言が
帝位に昇る相があるが、そうなると国が乱れる。しかし、一生臣下で終わるわけでもない。
さて、彼は何者になるのか。
私は小さい頃、この予言が不思議で源氏物語に惹かれました。
少しでも私も源氏物語の魅力を伝えられたらと思います。😊
帝は結局、源氏の君を臣下の位につけることにします。(続く)